消費税10%や軽減税率を調べて小売業界の未来について考えた

さしまにです。
消費税が10%に来年の4月に上がりますね。僕ら消費者からすると「物の値段が高くなる。うぎゃー」って感じですが、文句ばっかり言っる「ただの一般市民」になりたくないので、少し調べてみるとともに小売業界の未来を考えてみました。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

なぜ消費税が10%になるのか?

ちなみに税金は僕の専門外ですので、間違っていたらすいません。間違っていたら教えてください。

さて、さっそくググってみた所、理由が財務省のページに書いてありました。

消費税引き上げの理由
以下引用です。

今後、少子高齢化により、現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者は増えていきます。社会保険料など、現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために所得税や法人税の引上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することとなります。特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が、高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられます。
また、ここ10年くらいで見ると、所得税や法人税の税収は不景気のときに減少していますが、消費税は毎年10兆円程度(注)の税収が続いており、税収が経済動向に左右されにくく安定した税と言えます。
(注)地方消費税を除く4%分

なるほど。つまり「高齢者にかかる社会保険料などを、国民全員が払う消費税で公平に徴収する」って訳ですね。で、上記の説明では地方消費税が除かれていますので、具体的にはいくらかと言うと2015年予算額で17.6兆円になるそうです。
201601140001
図はGarbageNEWS.comより引用

これが10%にしてさらに増やそうぜって訳ですね。
ただしこれに加え軽減税率ってややこしい奴が出てきましたね。

軽減税率ってなんだよ

まずはググってみた

安定のWikipedia師匠より抜粋。

軽減税率(けいげんぜいりつ)は、条件に応じて標準の税率よりも低く抑えた税率のことである。

お、おう。
つまり物によって税率が変わるって事だな。すっげー面倒くさい香りがプンプンしますぜ。

内容をググってみた

2015年12月16日に自民公明両党が合意した軽減税率導入の内容は「生鮮食品と加工食品(酒類および外食を除く)、定期購読契約を結んだ日刊新聞」ってなものです。なぜここで日刊新聞って疑問も湧きますが、絶対大人の事情ってやつですよ。新聞社を味方に付けた訳です。きっと。
さて、それは置いといて食品に関しましてはクソメンドクサイ訳です。

同じお寿司でも「店内は外食なので消費税10%」「お土産は消費税8%」なわけです。
あーメンドクサイ。

しかも税収が約1兆円減るって??なんじゃこりゃ。
小売店側としては仕入れ販売共に業務が増え人件費が増えてしまいます。
そしてシステム面での対応で莫大なコストがかかります。

マイナンバーを忘れてないかい??

みなさん、マイナンバーを覚えていますか?届いたままでタンスの中って人も多いと思います。ってかそっちの方がほとんどだと思います。
で、マイナンバーって何なのか?

脱税防止だぜ

ググってみた所、この記事が大変参考になりました。

マイナンバー制度がちゃんと回れば世の中はこんなによくなる(はず)

この記事から2点を引用します。
・2005年の日本の脱税規模は最大12.5兆円
・社会保障費は31.5兆円

つまりマイナンバーで脱税をしっかり取り締まれば社会保障費の39.7%は賄える計算になります。

ちょっとまてよ。。。

消費税は1%上がると約2兆円税収が上がる計算って出ていました。
ちゅう事は消費税が10%になると、4兆円税収が上がります。軽減税率適用で-1兆円。即ち3兆円アップ。

それなら消費税は8%のままでマルサ(脱税の取り締まり)に予算かけた方が良いんじゃね??って事になりません。

それなら小売業界側からしてもチョウメンドクサイ作業をしなくて良いし、コストもかかりません。
どうでしょ?僕の意見??

小売業界の消費税対策

小売業界の消費税10%対策として考えてみました。発表します。

  • 駆け込み需要対策は程々に
  • セール合戦はやめよう
  • 訪日外国人を顧客にしよう

以上3点です。

駆け込み需要はあんまり期待できないと思うよ

こちらのデータをご覧ください。経済産業省より拝借してきました。
201601140002
大型小売店の販売額のグラフです。少々解りにくいですが、消費税増税前にガクッと上がり、増税後にガクッと落ちます。これが駆け込み需要。ちなみに3%の時は増税後にすぐ持ち直しています。何故ならバブルだから。
で、何が良いたいのかと言うと、3%の時、5%の時、8%の時で駆け込み需要の売上が落ちています。
ここだけの話、僕が関わっている小売店では消費税5%の時で昨年比約120%、8%の時で昨年比約110%でした。

原因は価格の高騰や消費税に対する慣れなんかが現場の意見ですが、消費税10%の時はそこまで売上は上がらないと思いますよ。消費税8%の時在庫を抱えすぎた小売店さん注意してください。

セール合戦はやめよう

ちょっと洋服を買いに街に出てみましょう。洋服屋さんは常にセールをやっています。セール期間じゃなくても値引き商品を置いています。
なぜなら売れないから。

売れない→値引き→売れない→値引き

この繰り返し。悪循環の負のスパイラル。
消費者からしたら「お得!」って思うでしょ?騙されてますよ奥さん。

企業は赤字の売買は行いません

例えば、すべてでは無いかもしれませんが、アパレルの原価は25%以下です。よって75%OFFまではいける。ただし、家賃や人件費・在庫リスクなど、もろもろ小売業界は大変コストがかかります。なので原価割れしないって意味です。
つまり在庫にするなら売ってやろうって事ですね。どことは言いませんが、セールに合わせて原価率を決めている会社もありますので注意してください。

値引きだからって喜ばないように。

なので提案。一回セール合戦やめてみません??昔みたいにセールは年に2回。1月に冬物で7月に夏物。もう6月からとか12月からとか早めるのは止めましょう。それでしっかり定価で売る事を考えて利益率も考える。在庫もセールでの売上は考えないで作る。余ったもののみセール。無くなったら終わり。

これが正常な世界です。

世の中を正常に戻しましょう。セールで買う人はセールでしか買わない。何故ならセールでも良いものはいっぱいあるから。だからセールは残り物にします。ギャーギャー言う人間はほっときます。その人たちを見るより、定価で買ってくれる人を見ましょう。定価で買ってくれる人がセールで値引きされた自分が買った商品を見ると残念でしょ?

そしてセールは人件費がかかります。で、利益率の低いものを売ります。悪循環。売上を保つためだけにやっている無駄な行為。愚の骨頂。
2016年は銀座の三越が1/3初売りにしてくれました。三越伊勢丹の冬のセールは13日から。
さすがです。

もう一度言います。
これが正常な世界です。
三越伊勢丹さん、頑張ってください。応援しています。

つまり正常な商売の状況に戻すと、値引きにのみ反応する人間は減ります。セールでの販売を考えなくていいので同じ定価で良いものが作れます。商品価値と金額を合わせられます。各小売企業のブランド力が上がります。
そしたら消費税増税の影響も今より抑えられます。エルメスのバッグは欲しい人は高くても買うでしょ。そういう事です。

問題は時間が足りない事ですかねwww
でも長期的に見て良い事だと思うけどな。

訪日外国人を顧客する

増税後は間違いなく消費が落ち込みます。けど今回は幸運にも2020年のオリンピックがあります。訪日外国人も伸びていくでしょう。図をご覧ください。観光庁の訪日外国人消費動向調査の平成27年7-9月期から引用したグラフです。
201601140003
まさに右肩上がり。しばらく続くと予想されています。
これを取りに行かずにどうするか!

ちなみに先日こんな記事を書きました。
「爆買い」がいつまで続くのか予想を気にしている会社は気をつけた方が良いよって話

これは「爆買い」に頼って受け身になると危険だよって記事なので、訪日外国人を取り込む事を否定している訳ではありません。

で、同じく観光庁の資料「訪日外国人の消費動向 平成27年7-9月期 報告書」から引用します。
201601140004
訪日外国人の満足した理由No1は圧倒的に「品質」ですよ。No2が価格でNo3がデザイン。
とにかく日本で買うものは品質が良い!これってブランドですよ。

先ほど話したセール対策で品質を落とすなんて最悪。訪日外国人の面から見ても高品質に保つべき。そしてその高品質なものを外国人に買ってもらいましょう。
これも消費税増税後に売り上げを保つための対策です。

まとめ

つまり何が良いたいか。

  • 無駄な在庫は持たない
  • セール以外で売れるように「お客様」を教育
  • しっかりした品質を保ち、国内外にアピール

これが増税後に生き残る対策じゃないですか?
当たり前の事ばかりですね。つまり今は当たり前の事が出来ていないって事です。
反省しましょう。僕も反省します。

そういえば先日買ったAmazon Fireタブレット。絶好調です。最高すぎます。
今のブームは布団の中でAmazon Musicでジャズのプレイリストを聞きながら、本を読むこと。快適この上ない。おススメです。

消費税10%や軽減税率を調べて小売業界の未来について考えた
この記事をお届けした
さしまにコンテンツの最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク