エルメスのペーパークラフトで考える広告の未来

さしまにです。
エルメスのペーパークラフトって知っていますか?エルメスのページから紙型をダウンロードしてプリントアウトし組み立てるとエルメスのバックにそっくりなペーパークラフトが出来上がるってやつです。

ネットでググってみると、結構作品がアップされていますね。しかも期間限定の紙型があるとかで、レアものもあるとか。
で本日の話に入りましょう。

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見るだけじゃなくシェアされる時代

小売業界では有名な言葉で「AIDMA」ってのがあります。なにかって言うと、消費者が購入に至るまでの経緯の略語なんですね。

Attention(注意)
Interest(関心)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)

この5つの言葉の頭文字を縦読みすると「AIDMA」になります。簡単に説明するとこんな感じ。

  1. なんだこの商品
  2. なかなか良さそうだぞ
  3. 欲しくなってきた
  4. (もやもや。。。やっぱり欲しいぞ)
  5. 買うっきゃない!

こんな感じの流れです。
ただ相当古い法則なんですね。Wikipedia師匠から引用します。

AIDMA(アイドマ)とは1920年代にアメリカ合衆国の販売・広告の実務書の著作者であったサミュエル・ローランド・ホールが著作中で示した広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスを示した略語である。日本語圏において「AIDMAの法則」として、2004年に広告代理店の電通等により提唱されたAISASとの比較により知られる。

およそ100年前の法則。その頃のメディアや販売促進方法を考えると今とは全然違うわけでして、電通等より2004年に「AISAS」ってのが作られました。(それでも10年以上前ですけどね)

Attention(注意)
Interest(関心)
Search(検索)
Action(行動、購入)
Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)

これも縦読みすると「AISAS」になります。これも簡単に説明しましょう。

  1. なんだこれ
  2. 面白そうだな
  3. ネットで評価をググってみよう
  4. 良さそうだぞ!ポチ!
  5. イイねイイねイイね

こんな流れでございます。で、なにが言いたいかっていうと、

エルメスはシェアされている

って事が良いたい訳です。
さっきも言ったけど、「エルメス ペーパークラフト」でググってみてください。
ほら。
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こんな感じで自分の作ったものとかアップしている訳です。
ここがポイント。

シェアされる=拡散されていく

って事です。
特にこのペーパークラフトは無料でありますので、どんどん興味を持ったら試されていく訳です。
で、「かわいい~」ってなってインスタにペタ!Twitterにペタ!Facebookびペタ!ってなります。

現在の情報収集方法

いったい今の人は何を使って情報収集しているのでしょうか?
2013年のデータですが、経済広報センターにこんな資料がありました。
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年を取るにしたがって「テレビ」「新聞」の割合が増えていく。若者ほど「インターネット」「SNS」で情報収集するって結果です。
で、僕らが考えていかなきゃいけないのは未来。なのでこれからの世代の20代以下に注目します。

次に日本で一番スマホを触っているであろう大学生(思い込みです)が、スマホを何に使っているのかっていうデータがありました(出典:株式会社クロス・マーケティング
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メール・チャット・SNSがダントツ。あとはwebや写真など。
ようはコミュニケーションツールですよ。本なんか読んでる人は少数派です。

次に年齢別に見てみましょう。
出典はYahoo
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女性の10~20代はSNSがやっぱり強い。男性も10代はSNSが強いですね。

つまり何が良いたいかと言うと、次世代の広告の主要媒体はネットとSNSって事
当たり前に言われている事を、当たり前に証明してみました。

広告なんて見たくない

先日我らがApple神がこんな事をしたのも記憶に新しいと思います。
iOS 9の隠れた目玉機能、「広告ブロック」とは何か? ASCII

iOS 9ではいくつか新機能が導入されているが、その中で一部で大きな話題となっているのが「広告ブロック」(Ad Blockers)機能だ。iOS 9で広告ブロック機能が導入される話は以前から出ており、チェックしていた方は少なくないだろう。一方で、実際に「どうやって機能を有効化すればいいかわからない」と思った方もいるはずだ。本稿では、同機能の簡単な利用ガイドと概要、そして「広告ブロック」機能が周囲にもたらす影響と反応についてまとめたい。

上記より引用

ここからも解る通り、誰もが広告なんて嫌なんです。
つまり見たくない。
ある程度リテラシーの高い消費者の大多数がこう思っている訳です。気にしないのはブロガー位じゃないですかwww
なのでネットで中途半端な広告を出しても、企業ロイヤリティが下がる可能性も大きいって事です。

じゃあどうするか?

答えはもう解りますね。
そう。検索してもらう事シェアしてもらう事です。

広告の未来

TVや新聞・雑誌がなくなるよーって良いたい訳ではありません。
これらが無くなるって言っている人もいますが、僕は無くならないと思います。少なくてもこの記事を読んでいる人は「情報」って事に貪欲な方だと思います。けどそのような方は少数派で、大多数の消費者は情報受け身体質です。TVを垂れ流しにして情報はTVからってな訳です。新聞・雑誌も受け身体質にピッタリです。

雑誌は必要なの?

それは置いといて、20代の女性数十人に聞き込みをしてみました。ぶっちゃけうちの部下です。
質問内容は「雑誌よむ?」ってな感じ。

結果は全員読みます

次に「ネットで調べれば雑誌に出ている情報はわかるんじゃないの?」って聞いてみました。
結果は8割がたNO。中にはネットでも同時に情報を集める子もいます。
今回聞いた中で興味深い意見がありました。

暇な時にペラペラめくって見れるから雑誌が良い

なるほど、「読む」ではなくて「見る」なんですね。

雑誌のロイヤリティ

他にも雑誌にはそれぞれ色があります。

VOGUE=なんか高級

とかね。なので広告もそれぞれ自分の客層に合った雑誌に出すわけです。
逆に読者層は雑誌に出ているブランドを見てロイヤリティを感じている訳です。

「@@@に出てたから、しっかりしたブランドなんだろう」ってな感じ。

けどネットにはそのTV・新聞・雑誌にある広告の住み分けができていない感じがします。
だから関係ないゲームの広告とかがペロペロ出てくると「うぜー」ってみんな思うんです。
あとは雑誌の電子書籍化。これは僕ら電子書籍を読む層からしてみれば便利ですけど、一部にしか受けないと思います。
特に若い女性とかには普及しないんじゃないですか?先ほどの大学生のデータを見るに、スマホで書籍を読む層はごく一部です。

肉食系広告よりも草食系広告

色々だらだら書いてきましたけれども、何が良いたいか。

肉食系広告よりも草食系広告

にした方が良いよって事。言葉は今作ってみました。

肉食系広告とは、今のネット広告のようにある程度対象者は絞るけどガンガン広告を出す作戦。
関係ない人でも興味がある可能性があれば出てきちゃいます。数打ちゃ当たるって作戦ですね。

草食系広告とは、シェアしてもらえそうなネタを提供し消費者に宣伝してもらう広告。
これは自ら興味を持って見ないと目に入りません。しかも友達や知り合いの紹介なので信頼度も高いです。

つまり何が良いたいかと言うと、

面白いネタを作ってシェアしてもらい広告効果を得ないといけない

こういう事です。

そう考えるとエルメスはすごい。作りたくなってきます。
今は普通のプリンターだからペーパークラフトですけど、3Dプリンタが普及したら「小物」や「アクセサリー」でも同じことができるようになりますね。うん。面白い。

そういえば先日JUMP BOOKってアプリで華麗なる食卓の10~19巻が無料ってのをやっていました。Amazonでもよくある@巻まで無料ってやつも次世代の広告ですよね。期間限定で渡せるから、それで興味を持ってもらい購入に結びつけるって方法です。これも「草食系広告」ですかね??

あ~草食系広告にやられて宣伝してしまったwww

以上!

エルメスのペーパークラフトで考える広告の未来
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