DVD再生機能が標準搭載でないWindows10から動画市場の将来を考える

さしまにです。
先日のYahoo!ニュースであった「Windows 10の“推奨される更新”で不満爆発! アップデートを回避する方法」。この中に「DVDビデオの再生ができない」って項目がありました。今日はそれについて考えてみます。

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PCにDVD再生機能は必要か

先ほどの「Windows 10の“推奨される更新”で不満爆発! アップデートを回避する方法」にも書いてありますが、Windows DVDプレーヤーをインストールすれば見る事ができます。
一応リンク貼っときます。

Windows DVDプレーヤー

インストールぐらい黙ってしろよ!と思うのですが、問題はWindows 7/8.1からアップグレードした場合はWindows Updateから無償できるけど、Windows 10を新しく入れた場合は1500円払わなきゃいけないって事。

なんで今までタダだったのに有料になるんだよ!って事ですね。

消費者目線で考えてみる

先ほど僕は「黙ってインストールしろよ!」って言いましたけど、この一言で「解りました!」って理解してダウンロードできる人は日本だけで見ても少数だと思います。もちろん有料だからって事ではないですよ。無料でも一緒です。

ダウンロードする為には、「ストア」アプリを開いて、「Windows DVDプレーヤー」を検索して、ダウンロードしなくちゃいけない。また有料でもあるのでクレジットカードの情報なども登録しなければいけません。
もしくはウェブで検索して探し出さなければいけません。
そこまでして初めてダウンロードできます。まぁ、この記事を読んでいる皆様は余裕で出来る事でしょう。

イノベーター理論ってのがあります。消費者の商品購入に対する態度を早さ順に5つに分類したものです。
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グラフはマーケティング is.jpより引用

簡単に説明すると「イノベーター」ってのが流行を作っているような人たちで全体の2.5%ほど。アーリーアダプターってのが流行に超敏感な人たちで全体の13.5%ほど。アーリーマジョリティってのが流行に早い段階で乗る人たちで34%ほど。レイトマジョリティが流行してから乗る人たちで34%ほど。最後にラガードはその後に乗っかるか興味の無い人で16%ほど。
このように分類するのがイノベーター理論でございます。ただし1962年の理論なので大昔でございます。今は21世紀。情報の時代です。そこから考えるとアーリーアダプター以上と仮定される人たちは上記の数字よりも減っているんじゃないかと思うのですが、それは置いておきましょう。

で、何が言いたいかっていうと、先ほど書いたダウンロードできるって人たちはPCを持っている人たちのごく一部なんです。
つまり、DVDを入れたら再生ってのが必要だって事。
それができなきゃ、DVD見れないよってクレームが多発してもしょうがないです。それでこんな評価。あほらしい。
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開発者目線で考えてみる

開発者目線で考えると、まったく逆になります。
このグラフをご覧ください。
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グラフはガベージニュースより引用

DVDとBDの市場規模はどんどん小さくなってきています。だって時代はスマホ。Youtube様万歳って感じでしょ。以前のContinuum(コンティニウム)に対応したNuAns Neoにスマホの未来を感じたって記事にも書きましたが、PCを持ってなくてスマホのみって家庭も増えていってます。

そんな中でイノベーターにならなきゃいけない開発者達がオワコンを相手にしてちゃダメなんですよ。時代はiTunesみたいな動画サービスなんです。だから、そっちに力を注ぎたい。即ち手を抜きたい訳です。だけど需要はある。じゃあアプリ作るから欲しい人は買ってねって感じになるんです。

動画市場はどうなっているのか

今まではiTunesのように1本いくらで販売とか、1本いくらでレンタルって感じでしたけど、少し前から出てきた定額制ってのが今熱いです。有名なのはhuluとかNetflix、プライムビデオですね。他にも探せば沢山あります。
目的があって借りるのなら別ですが、暇だしなんか見たいなーって時は相当便利です。僕はプライム会員なのでプライムビデオなんですが、新作とか見たい時は普通に有料の動画をレンタルすればいいし、困った事はないです。一応おススメさせてください。

ってか有料で構わなければ、大多数の人が見たい映画は大抵どこかのサービスにありますよ。探せば。

どうやれば動画サービスが一般化するのか

アーリーマジョリティ以上は動画サービスを使ったことがある、もしくは知っているでしょう。
後は若い世代の人たち。先日こんな記事を読みました。

若者「テレビって動画が途中から始まるじゃん」 この回答にざわつくTwitter民

ちゅうことは若者にはネットの動画は常識として広まっているって事。
ということは、問題はそれ以下の大多数の人たち。

ソースは詳細に思い出せないんですが、昔の「こち亀」に「VHS」が標準化したのは「エロ」であるって事と、PCが一般的になったのは「エロ」であるって事が書いてあった気がします。僕は意外と当たっていると思います。侮っちゃいけないおっさんの行動力。

お父さんが興味を持つ→購入して家に置く→家族も使う→一般化する

この流れ。
あんまり語ってGoogle神にバンされても嫌なんで程々にしますが、「全世界」では無くて「日本」って仮定すると一般化のキーは「エロ」な気もしますよ。はい。

ただ、AmazonのFire TV Stickのレビューに「アダルト制限ができない!」ってレビューが乱立しています。

正直神アイテムではありますが、こりゃ問題です。
制限と言うよりもはっきり言いましょう!

  • 表示しないようにする機能 ← 家族で見られるように
  • 購入観覧履歴を隠す機能 ← 物色行動を隠す為 
  • コレクションを絶対に見つからないよう隠す機能 ← コレクションを隠す為

これらが完璧に機能すればもっと売れると思いますよ。
ぜひ「エロは扱わない!」ってなるより、完全に隠せるように制限して普及させた方が良い気もします。
専門の会社に任せりゃいいじゃんって思うでしょ?それじゃダメなんです。
VHSに話を戻しますが、もしエロの再生は専用の機械が必要だったら絶対普及しないでしょ。そういう事です。

これで最後にしますが、セクシー女優の方が無料サイトの話をされて嫌な思いをしたって話を以前どっかで見た気がします。そりゃそうです。必死に仕事しているのに収入に繋がらないんですから。
けどiTunesを作ったばかりのAppleではないですけど、正しい道筋を作ってあげれば物事は正しい方向に動きます。
ぜひ動画サービスにトライしてもらいたいものです。

けどDVDはやっぱり必要だよね

話を戻しましょう。
がっつり動画がデジタルサービスに移行している話をしましたが、やっぱりDVDが必要な理由はあります。
DVDに保存したホームビデオの再生や過去に購入したDVDソフトの再生ですね。

ホームビデオはなるべく早くPCに取り込んでデータ化する事をお勧めします。
VHSやレコードしかり、再生が将来難しくなるのは間違いありません。
DVDソフトを取り込むことは違法になります。やってはいけません。でもせっかくお金を出して買ったものだから、デジタル化の未来でもCDみたいに何かできるようにしてもらいたいですよね。新しく買いましょう!だと、ちょっと寂しいです。

なので、まだまだ必要な機能な気がします。
最後に僕の個人的な意見ですが、PCにDVDドライブがあるうちは無料でアプリを提供してくれてもいいんじゃないかなーって思うんですけどね。

以上!

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