いきなり!ステーキが旨かったので増税後の外食産業を考えてみた

さしまにです。
先日ついに念願の「いきなり!ステーキ」に行ってまいりました。食したのは1Kgのリブロースステーキ!お値段は約¥6.000なり。なんてお安い!しかも旨い!大満足でした!

で、その時の記念写真がこれ。
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すごいボリュームでしょ。でも、意外と食べれちゃいますよ。僕が行った店は銀座4丁目店。週末の夜に行ったんですが、比較的に空いていましたよ。

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いきなり!ステーキのすごい所は

Yahoo!にこんな記事がありました。

立ち食いの「いきなり!ステーキ」はなぜ成功したのか

コンセプトはステーキを日常的に食べたい

よくよく考えてみると、ステーキと言えば、「高級品」「贅沢」「特別な時に」って印象があります。やっぱり牛肉は比較的に高価であり、一般家庭では毎日気軽に食べれるものではないでしょう。

なぜ高級品だったのか

食品は専門外なので、調べてみました。
牛肉は当時、輸入を規制されていたようです。
昭和39年に外貨割当から数量割当制度に移行。平成3年度から輸入枠を撤廃し関税化。そこから関税を段階的に引き下げてます。

平成19年の資料なので少し古いですが、輸入量は昭和62年と比べてどんどん伸びてきています。
201602200001
農林水産省の過去に行われた輸入自由化等の影響評価より引用

案の定、和牛の価格も下がってきている。
201602200002
農林水産省の過去に行われた輸入自由化等の影響評価より引用

理由は海外からの輸入量がどんどん増えてきているから。
201602200003
農林水産省の食肉需要の推移と食肉行政の経緯より引用

そりゃ海外から安価な牛肉が輸入されてくると、価格競争が起きて値段は安くなりますよね。

つまり戦後高級品だった牛肉はどんどん手ごろな価格になってきている訳です。
だから僕が持っているステーキの「高級品」「贅沢」「特別な時に」って印象は両親によるすり込みも大きいかもしれないですね。値段はすでに手ごろなのに。そして「高級品」「贅沢」「特別な時に」が社会の常識になっているので、ステーキを食べる時は「座って」「肉以外も出てきて」「時間もお金もかかる」って図式が生まれたわけです。

だからこそ、特別な存在であるステーキを日常的に食べたいって需要が生まれてくる訳。

いきなり!ステーキのポイント

前置きが長くなりましたが、Yahoo!の記事で上げているポイントは2つ。

  1. パッと食べれる
  2. 価格を抑え大量に売る

小売り目線で考えると、パッと食べれるってのはすごくメリットのある事です。
簡単に説明すると商売とは、できるだけ1客当たりの販売価格を上げて短時間で沢山のお客様に販売すると売上が上がります。
1万円の商品を30分で販売すると1時間で2万円の売上になります。だけど1万円の商品を売るのに1時間かけてしまうと、1時間で1万円の売上になります。まあ、顧客満足度って考え方もありますので、こう簡単に考えられる訳でもないですが、短時間で沢山売りたいわけですよ。
だから値段を下げてでも沢山のお客様に食べてもらいたい。
この考えとニーズである「ステーキを日常的に食べたい」が一致したわけですね。

増税後の外食産業

2017年に消費税が10%になります。それに伴い軽減税率ってのが適応されますが、これが今大きな話題になっています。
軽減税率については以前書いた「消費税10%や軽減税率を調べて小売業界の未来について考えた」を読んでみてください。

軽減税率の中でも食品業界は大混乱です。理由は外食は10%、持ち帰りは8%って事だから。
牛丼を店内で食べると10%でお持ち帰りは8%って事なので、同じ商品でも値段が違うって事ですね。

そこで考えてみました。

約束があって急いでいるので、カフェでコーヒーとサンドイッチをお持ち帰りで買いました。買ったあとに約束ががキャンセルになりました。席が空いていたので座って食べる事にしました。
この場合、店内で食べてる人とお持ち帰りを選択した人では購入価格が違うのに同じ場所で食べていますよね。
本来ならお店が追加で消費税を受け取らなきゃいけないけど、絶対やらないですよ。

最悪、すべてをお持ち帰りにしてレジを打つ店が出てくると思います。間違いない。
で、クレームが出てくる。間違いない。

じゃあどうすればいいのか

これは店内で食べる外食に付加価値をつけるしかないでしょう。
お持ち帰りの商品を紙袋に入れて渡すだけと仮定すると、

  • サラダやスープなど一品付ける
  • 盛り付けを豪華にする
  • 店内用の調味料を別途選ばせる

このように差額以上の付加価値を付けなければ、差別化できないでしょう。このように差別化されていれば、お持ち帰りと言って席に座る人たちと店内で食べる人との差ができるのでクレームにならないと思います。

外食産業の生き残りについて

外食産業はレッドオーシャンです。ひしめき合っている。
そして市場として成長は鈍化しています。

次の表は外食産業の市場規模の推移です。
201602200004
フードビジネス総合研究所より引用

この中の外食産業(最狭義)がフードビジネス総合研究所が定めた外食産業から「国内線機内食等」・「宿泊施設」・「集団給食(学校・事業所・病院・保育所)」・「バー・キャバレー・ナイトクラブ」を除いたものになるそうです。

すなわち何が良いたいかと言うと、直近では増加しているが、ピークであるH9年の規模には届いていないという事。

そして店舗数。
201602200005
飲食ドクターより引用

伸びているその他飲食店はファーストフード等ですので、全体的に減少傾向である事が分かります。
つまり厳しい世界って事。
しかも追い打ちの消費税10%。

なので、ただ単に「おいしい」「すてき」だけではなく、新しい事が必要なんです。
そこでしか食べられない物や、そこでしか体験できない経験。つまり差別化です。

ホント「いきなり!ステーキ」みたいに、潜在ニーズに合う新しい店ってのが重要なんでしょうね。
そう、小売業界と同じ。
IT業界のみではなく、小売業界も飲食業界もイノベーションが必要なんですね。
なるほど。

以上!

いきなり!ステーキが旨かったので増税後の外食産業を考えてみた
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