VLOGをやってみてわかった3つのメリットと3つのデメリット




最近動画にハマっている事は昨日のブログで書きました。週末に家族の写真を撮るために通常はleicaを持ち出すのですが、ここ数週間はα7RⅣを動画モードで持ち出してみました。何回か繰り返していくうちに、メリットやデメリットも少しづつ自分の中でまとまって来たので共有します。

VLOGをやるメリット

音と動きが鮮明に記録できる

これは動画の特徴ですね。写真はその瞬間を切り取るものです。切り取り方によって、その瞬間は記録として以上に素晴らしいものとして残ります。動画はそれにプラスして音と実際の動きが記録されます。

  • 例えば子供があの時なんと言ったのか
  • どんな声でどんな喋り方だったのか
  • どんな仕草で表現していたのか

など静止画だけでは表現しきれないものが沢山記録できます。

もちろん写真でも実力次第では表現することができるでしょう。ただし写真は想像力や思い出補正で人それぞれ感じることが違います。それが写真の良いところでもあるんですけどね。動画はより多くの情報を記録できる所がメリットですね。

1つの思い出を共有できる

先ほども書きましたけど、写真は瞬間を切り取るので、見る人の想像力で様々なイメージを膨らます事ができます。動画は音と動きを記録するので、想像力に頼らなくても、その瞬間の流れを一言一句再現する事ができます。

これは他人と共有する時の大きなメリットになると思います。例えば子供の歌の発表会を動画に残すとします。数年後に見返すと忘れたいた思い出が色々蘇って来ます。

  • どんな歩き方でステージに上がったのか
  • 緊張していたのか、それとも堂々と歌っていたのか
  • 音程はどうだったのか
  • 上手だったのか
  • 下手くそでも、すごく良い顔で歌っていたか
  • 終わったあとどんな事を喋ったのか

などなど、色々動画でないとわからない事はあります。写真では最高に良いカットを残す事が多いので、最高のポイントの前後の忘れてしまいやすい重要な思い出をみんなで共有して思い出す事ができます。これも大きなメリットですね。

写真では撮れない思い出がある

友人と旅行に行ったとします。夜になると色々会話に花も咲かせる事でしょう。この時何を話していたか。どんな事で笑ったのか。そんな事も記録できるのが動画の強みです。

他にも子供が生まれた時、初めての泣き声はどんなだったのか。初めて喋った言葉はどのように喋ったのか。

写真が得意とする風景にもあると思います。例えばドライブの途中で見つけた絶景。その場ではどんな音がしていたのか。自分たちは何を感じて何を喋ったのか。風景はどのように動いていたのか。光はどのように変わって行ったのか。などなど動画ならではの記録が残せると思います。

VLOGをやるデメリット

次にデメリットをまとめていきます。やるに越した事はないんですが、大変な事が多々あります。それはこんな感じです。

完成させるのに手間がかかる

動画はとにかく時間がかかります。写真ももちろん写真の選定やRAW現像など手間もかかりますが、動画はさらに手間がかかる印象です。私がやる事をまとめてみましょう。

  1. 動画データをPCに写す
  2. 編集ソフトでそれぞれの動画の内容確認とマーク付け
  3. 必要な動画をつなげる
  4. 不必要な部分をカットする
  5. 必要なら音楽の選定と動画の切り替わるタイミングの調整
  6. 必要ならテロップ
  7. 必要ならオープニングとエンディングを作る
  8. 必要ならカラーグレーディング
  9. 必要ならエフェクト
  10. etc…

とにかく時間がかります。動画のチェックだけでも、まともにやると撮影した時間と同じだけ時間がかかります。その後の編集作業も大変です。

一度やってみるとわかります。YouTuberは楽して稼いでいるわけじゃないんだって。。。

もちろん楽しいんですが、時間がかかる事は覚悟した方が良いです。

こだわると撮影にも時間がかかる

なんか良いなって思ったらスマホで動画撮影ってくらいならさほど気になりません。けどこのブログを読んでいる貴兄は拘りも半端ないと思います。

例えば車でどこかにいくVLOGを撮影するとします。車におるシーンだけでも、拘ればこれだけのカットが撮れますよ。

  1. 鍵を手に物
  2. 荷物を物
  3. 部屋から出る
  4. 廊下を歩く
  5. 扉を開ける(家の中から撮影)
  6. 扉から出てくる(家の外から撮影)
  7. 車の扉を開ける
  8. 車に乗り込む(車の外から撮影)
  9. 車に乗り込む(車の中から撮影)
  10. キーを回す
  11. 発進(車の中から撮影)
  12. 発進(車の外から撮影)
  13. etc…

ってな感じで発進したのち、車庫で発進の様子を撮っているカメラを取りに戻るって事もします。

半端ないんですよ。。。友人や家族も余程理解がないと付き合ってくれません。

歩くシーンも広角で全体を写し、次にアップで足下も撮影するとストーリー性が出て来ます。けど誰も協力してくれませんよ(笑

なので作品作り以外は「程々」にしておくと良いと思います。

さらなる投資が必要

ぶっちゃけスマホでかなり綺麗な動画が撮れます。機材なんて必要ないかもしれません。けどこのブログを読んでいる貴兄は私と同じでしょう。

機材に拘りたくなりますよね。

そうすると色々物欲が湧いてきます。

  • 動画用のカメラ
  • 新しいレンズ
  • 動画用のモニタ
  • 動画用の三脚
  • ジンバル
  • マイク
  • 照明
  • 新しいPC
  • 新しいSSD
  • 新しいハードディスク
  • etc…

物欲が止まりませんね。。。

ちなみに私が今欲しい機材はこれです。

このシネマカメラがすごく欲しいです。。。物欲は本当につきませんね。

まとめ

私もまだ始めたばかりですが、新しい事のチャレンジするのは本当に楽しいです。しかも今の時代、YouTubeを見れば沢山の動画クリエーターのノウハウを学ぶ事ができます。しかも無料なんですよ!

ぜひ動画にチャレンジした事がない人も試しに撮影してみて下さい。新しい世界が開ますよ!