彩度って素敵だよね
僕が写真教室で写真を習ってた頃、現像について言われた事があります。
現像の時に「彩度」を上げすぎないように注意しなさいって。
今思えば彩度をグッとあげると写真が一気に鮮やかになり良い感じになった気がします。実際は不自然なんですけどね。
だから僕の昔の写真も彩度が高いものばかり。当時の子供の写真も絵本みたいに原色の世界になっています(笑
今はバエればいい
けど今インスタとかみてると、モリモリの写真が吉とされてますよね。
会社に転がっていた「インスタバエ」のHow to 雑誌を見たら、モリモリのバエバエ。原色の世界。そいでもってフィルターかけて絵本の世界。
当時先生に習ったことを正しいとすると、インスタの写真は正しい写真じゃ無い事になります。
だけど、「良い写真」ってみんなに「いいね!」って思われる写真だと思うんです。と言うことは今のインスタバエの写真は「いい写真」ってことになりますよね。
難しい。
ネット用商品写真の簡単な撮り方
このブログを読んでくれた貴兄には叩かれる事を承知で書きます。
素人向けって考えればネット用の良い商品写真の撮り方は簡単です。実際プロに頼まない時に現場で使っているテクニックだし、評判も良いです。
さてどうやるか。
ストロボで白を飛ばせば良いんです。
必要なもの
- ストロボと連動できるカメラ
- ストロボ
- 白い背景用紙
これだけです。誰でもできるでしょ?
やり方
- 白い背景用紙を敷いて、その上に商品を並べます。
- 周辺にバエアイテム(花、スタバ、オシャレドーナッツ、化粧品、服、etc)を並べます。
- ファインダーを覗き、全てがバエる構図になるように注意深く並べて下さい。
- ストロボを強めに設定します。
- あとはシャッターを切れば完成です。
もう少しこだわるなら、レタッチ時に背景の白を飛ばすように露出を調整します。商品も多少色が変わっても気にしてはいけません。
これでバエる商品写真の出来上がりです。
自称プロでも多い
最近は簡単に写真が取れるようになったので、自分のインスタで磨いたバエる技術を使って起業(笑)したカメラマンが増殖中です。
自称プロクライアントの僕も何人か会いましたけど、価格が安いカメラマン兼ディレクターは大抵これです。上の技術使ってます(笑
安いと言っても高いですよ。お父さんのお小遣いで払える金額じゃありません。
なのでもし会社で経費をかけずにネット用の写真を撮りたい場合は格安の自称プロカメラマンに依頼せずに、上の方法を試してみて下さい。
ただし、ちゃんと写真を見れる人がこの「なんちゃって商品写真」を見ると確実にバレます。なので「本当の商品写真」が欲しい人は決して安くは無いですが、「本当の商品写真」を撮れるプロカメラマンにお願いするのが良いと思いますよ。
絶対です。